人口約300人の小さな島で、ステキな景色、温かい人が迎えてくれます!

散歩が好き。もっと規模を大きくすると、旅が好き。これは私の性分だ。

今回、「離島に行って観光について考える」というお話を頂き、迷わず行きたいと思った。
その後、インターネットで久賀島について調べていると、景色の写真にくぎ付けになった。島の海と山の鮮やかなコントラストに胸が弾んだ。
同時にこの景色を、他の人にも知ってほしいという衝動に駆られた。
また、景色と観光業を結び付け、島を訪れる観光客を増やせないかと考えた。

そこで私は、この魅力的なまち冒険に参加させていただいた。

いざ、久賀島歩き!

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久賀島の地を踏むと、写真で見たよりはるかにきれいな景色が広がっていた。
現地で直接見ると、さらにすばらしさが増すと思う。
そして今回、たくさんの島の方々にインタビューする機会を頂いた。
私は、毎回のように「この島で好きな景色はどこですか?」と尋ねた。
「田ノ浦からみた海の景色が好き」「久賀湾の形がちょうど見えるところがきれい」などと具体的な場所を挙げてくださる方もいれば、「ひとつとして同じ景色はないから、毎日の何気ない通り道が好き」と答えてくださる方もいた。

後者の捉え方は、自分の住んでいる町にも当てはめて考えることができる。
果たして私は、地元をそのように見れているのか、と思ってしまった。

さらにインタビューを続けていると、あるキーマンの方にこんな言葉をかけて頂いた。「(今回久賀島に来た)皆の地元にも素敵な景色はあるのではないか。」衝撃的であった。

長くも短くもこの島に住んでいらっしゃる方は、自分の好きな景色を答えてくださるものだと勝手に思い込んでいたからだ。
そしてそのとき初めて、自分が先入観を持ってインタビューしていていることにも気付かされた。

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島の方々にインタビューをさせていただいて気付いたことが、他にもある。
それは、経済観念の違いだ。
最初私は、「この島ではあまりお金を使わなさそうだ」と思っていた。(もちろん、民泊先のお宅でご飯をご馳走になったりなど、面倒を見て頂いたことは忘れておりません!)

普通の人だと「お金を使わない」ということは、いいことなのかもしれない。
だが、島の方々はちがう。
「島にお金を落としてもらって、何とか経済を回してほしい」と、島の観光に携わる方々はおっしゃる。

私は簡単に「観光」と口にしていたが、それは一筋縄でいかないことを知った。
景色を見ることにお金をかけるのは、難しいと考えたからだ。
今すぐにアイデアが浮かばないのなら、例えば情報発信など、今の自分にできることをしていくのが大切だと思った。

もらった「タネ」を蒔く

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観光業に携わる方にインタビューをしたところ、「久賀島を昔話にしたくない」と強くおっしゃっていた。
私も自分が実際に行って好きになった地を、昔話にはしたくはない。
そうならないためにも、これからも周りの人に、今回の経験を話していこうと思う。
そして興味を持ってくれた人とともに、再び久賀島を訪れたい。
また、自分の発信で興味を示してくれた名も知らない方にも、ぜひ久賀島を訪れてほしい。

こうして、今回私がもらった「興味のタネ」を蒔いていく。それが広がってゆくことで、島に対する関心が高まると思う。微力ながら力になりたい。

そして、「何気なく見ている地元の風景が好き」と私もいえるように、日々を大切に過ごしていきたい。
短い期間だったが、この島で小さなことにも感動できる心を育めた気がする。

私にとって久賀島は、第二の故郷だ!

髙見堂 亜美

髙見堂 亜美

獨協大学/外国語学部/1年

久賀島で魚釣りにはまりました。
髙見堂 亜美

髙見堂 亜美

獨協大学/外国語学部/1年

久賀島で魚釣りにはまりました。