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綾部市の黒谷和紙にみる伝統工芸

綾部市で和紙体験

こんにちは!
今回、大学の宿泊研修の企画でまち冒険に参加させていただいた近藤です。

今回、京都府綾部市の「黒谷和紙工芸の里」で、和紙でハガキを作る体験に参加させていただきました。

和紙製作体験・・・?

最初、この場所に来て和紙でハガキ作り体験をすると聞いたときは、正直、

「ハガキ作りかあ、自由研究で牛乳パック使ってやったことあるなあ・・・」

と行った具合に、まあよく科学館なんかでやってるワークショップほどのものに参加さすることになるのかな、なんて考えていました。

しかし、いざ黒谷和紙工芸の里に到着すると、昔小学校だった建物をリノベーションしたという施設の外観に、まず驚かされました。

というのも、見た感じは完全に小学校だったからです。

面白いなあなんて思いながら、中に入ると、至る所に和紙を用いた綺麗な照明が飾られていて、そこは完全に小学校を逸した、「和紙工芸の里」な空間になっていました。
なんとなしに期待が高まって来ました。

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いざ!製作体験!

製作体験を前に、いろいろとここの説明を受けました。そして、ここはそこいらの科学館などとは違って、本当に和紙職人さんが活動している現場であること、そして黒谷和紙の伝統の深さを知りました。
そしていざ製作体験となった頃には、伝統、そして職人さんの空気感に、

「これはすごいことをやっているぞ」

という緊張感に似たものを感じることとなりました。

また、説明の際には、この伝統工芸をいかにして続けていくか、どの地域の工芸品にも起こっている、担い手さんの不足の問題についても聞かせていただき、それもまた僕に緊張感としてのしかかったのでした。

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工芸品の未来

製作体験も終わり、和紙工芸の里の職員さんとお話しをさせていただきました。

こういった工芸品の職人さんは、職人さん自身の技術を用いて、個人事業主として活動をされることが多いそうです。
そうすると、製作に関しては高品質なものを作っていくことにつながりますが、その分、生産量は限られますし、また、販路の開拓など、マネジメントの面で企業には劣ってしまいます。

こういったデメリットもあって、僕自身、この和紙について何も知りませんでしたし、多くの人にまず、「知ってもらう」ということに、課題があるように感じました。

とはいえ、インターネットが普及し、個人事業主さんと消費者の距離が近づき、さらにその距離は縮まっていくことが予想される現代において、「知ってもらう」というハードルを超えたあとの可能性は、かつてより広がっているように思いました。

この、「知ってもらう」の活動に、僕たち学生で何かお力添えできたら、と考えております。

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近藤りくや

近藤りくや

京都工芸繊維大学

また綾部に行きます!