綾部茶の魅力を体感したい!

①

あやべの綾部茶

綾部で生産されるお茶は綾部茶、両丹茶と分類されます。あの茶の有名店、綾鷹などでおなじみの上林春松本店の上林家は現在の綾部市の上林出身であり、お茶との結びつきが強い地域です。そして今回訪れた綾部市小西町では20軒ほどの農家の方たちが生産を行っています。その中の一人で日本茶インストラクターの資格をもつ四方英幹さんに案内して頂きました。

①

茶畑見学

この黒い布のようなものは日光を遮断するためのもので、碾茶(抹茶の原料)、玉露などの高級茶がこの方法で作られるそうです。日光はお茶の持つテアニンという甘み、旨みの成分をカテキンという苦味、渋みの成分に変えてしまいます。つまり、抹茶、玉露は甘く旨みが強く、通常の煎茶は苦味が強いということになります。

①

玉露体験

茶畑見学に引き続き四方さんに玉露の淹れ方を教わりました。湯冷ましまで使った本格的なものでした。玉露の見た目は普通の煎茶のようでしたが、味は抹茶以上に濃厚で旨みが強く、衝撃的でした。ちなみに手前は和三盆というきめ細かい砂糖でできた和菓子です。

①

綾部の魅力

茶農家の後継者不足からほうじ茶、地元特産の和菓子についてなど短い時間でしたがお話しさせて頂きました。茶畑はあるけど後継者がいないという理由で耕作をやめてしまう状況があると伺いました。今回、茶畑見学、玉露体験に参加してみて、質の高いお茶は勿論ですが、実際に茶業に関わっている方と近い距離で接しながら地元の特産を本当の意味で体感できる点がその他の有名産地にはない良さであり、強みであると感じました。このような体験は今回限りといったものでなく定期的に行われているそうです。また全体の活動を通じて、京都の歴史や風情と人々の温かさといった田舎の良さを合わせもっているところが綾部の魅力であると思いました。