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美山町で自らのなりわいを生み出す達人たちと話がしたい!

こんにちは!おなじみ?の宇都宮康です。な、なんと4回目の参加となる今回の「まち冒険」、京都府の真ん中にある南丹市は美山町・田歌地区にやってきました。
南丹市の奥地であり、雪深い景色が美しい美山町。
その美山町の中心部からさらに奥に行った田歌地区には、普段僕たちがイメージする働き方とは全く異なり、自らの特技を生かして生業を生み出している人たちがたくさんいるというのです!
今までの「まち冒険」で強く感じた「軸を持つこと」や「手に職をつけること」の重要性。それをさらに深く知るべく、生きる上で何らかの「軸」を持っている方や、手に職をつけている方と話をして、自分がこれから生きていく上でのヒントを得るための旅に出ました!

木工作家・鈴木さん「ずっと前から好きでした!」

今回伺った木工工房・sola woodworks の鈴木直彦さん、実はずっと前から好きだったそうです…木工が。
小学生の頃から木工やものづくりが好きで、図工は大の得意だったとか。
その後、大阪の大学で建築学科を出て、大手ゼネコンで建築現場の監督などをし始めたものの、大手であるがために単身赴任も多く毎日が多忙…。家庭を持つにあたって、この働き方を不安に思っていたそうです。

運命の木工クラフトフェア!両国橋を作る?

そんな中、ある日鈴木さんは木工のクラフトフェアを見に行きました。
そこで出会った手作りの木工品たち。そして、木工品で生計を立てている方たち。
建築現場ではものづくりにあまり関わることがなかった鈴木さんは、「一からすべてものを作れるっていいなあ」、「実際にこうやって生活している人もいるんだ!」と思ったそう。大きく影響を受けた鈴木さんは、木工を志すことを決め、木工の技術専門校で学び始めたのです。卒業後は京都の建築模型製作会社に就職。
東京都墨田区にある東京を代表する観光スポット・「江戸東京博物館」に展示されている両国橋の模型を作ったのも鈴木さんというから驚き!

きっかけはちょっとしたこと

そうこうしているうちに、知人から「こっち(美山)に来ないか」と誘われ、約15年前に美山に移住。木工工房sola woodworks(http://www.sola-wood.com/profile.html)を営み始めたのです。森林とともに暮らす知恵を持つ地域の人たちとの交流は木工製作をする上でもとっても助かっているんだとか!
「素材を選ぶところからお客さんに手渡すところまで全部やりたい。」と語る鈴木さん。
「こだわり」や「軸」を持っているからこそ、15年間も続けられ、しっかり前を向いて自分の道を歩むことができるのかもしれない。
美山町は決して便利とは言えない場所だけど、鈴木さんにとっては最高のフィールドなのですね!

そこで宇都宮が見たものとは?

あまり入る機会がない製作現場。そこには作品があるだけでなく、多くの端材が!
端材にあまり利用価値を感じていなかった宇都宮が端材の多さの理由を聞くと、「端材から作れるような小さなものでもみんな嬉しそうに買っていってくれる。嬉しそうな顔見たさで端材を集めてたら、小屋の中が端材だらけになっちゃった!」と笑顔で話す。
どうりでカレースプーンやおさじなど小さめの作品が多かったわけだ。
とにかく「好き」を追い求めて、どんどん理想に近づけてきた鈴木さん。そこには、自分の「好き」だけでなく、お客さんの「好き」もあるように思えました。自分もこれからの人生、「好き」を追い求めてみたいです!

バーンウッド雑貨工房”A works”森田さんとの出会い

さて、もう1人、自分の生き方に軸を持つ美山の「達人」に出会いました。
国内外の古材や錆びた鉄などを使って、家具や雑貨、ガーデン用品を制作している森田真司さんです!
森田さんは13年ほど前から雑貨ショップを営んでいます。「そろそろ自分で工場を持ちたい」、そう思ったときに、知人のご縁で美山に出会ったのだそうです。
それが、現在の工房”A works”とショップ”mollly’s」”.
(http://www.aworks2002.com/about.html)。
Iターンの人が多くそれぞれが個性を持つ美山町に、森田さんはすぐに馴染んでいくことができたんだとか。

美山の人たちは強い!

そんな森田さんがものづくりに目覚めたきっかけは、バーンウッドというアメリカの古材との出会い。たまたま購入した1枚のコースターがサラリーマンだった森田さんの創作意欲を掻き立て、独立に導いたと言います。
会社を起こすことについて、「自立とか独立っていうのは、何から何まで自分でやらなければならないということ。かなり大変だよ」とおっしゃっていました。
「田歌で暮らすには、自分で仕事を作れる人じゃないと厳しい。ここに暮らす人たちはみんなしっかり手に食をつけていたり、自ら仕事を作れたりする。だからやっていけているんだ」
なるほど、美山の人たちの強さはここにあるんですね。
森田さんの幸せを感じる瞬間を聞いてみると…
「受注と出荷、そして入金の3つ!!」
そう満面の笑みで答えてくれた森田さんが宇都宮にくれたアドバイスは、
「とりあえず、誰かのもとで働いてみて、その後自立するかどうか決めても遅くはないよ!」

これからの生き方をいろいろと模索中の宇都宮。
美山町・田歌地区で自分の「好き」を追い求め、力強く人生を歩んでいるお2人のお話を聞いて、自らの力で仕事を生み出すということにますます憧れてしまいました!
将来は自然と共生する知恵を身につけながら、田舎で「好き」を追い求めるのもありだな!!

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宇都宮康

宇都宮康

学生ライター

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