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お金を使わず、自然の中で遊びたい!

都会はなんでもあるし便利だけど、街には人が溢れすぎてたまに嫌になることも…。そうだ、田舎に行きたい!自然の中で思いっきり遊びたい!!そう思い、京都府は南丹市の地域おこし協力隊の前田さんと一緒に「芦生木工」の鈴木さんに会いに、美山町芦生に行ってきました。自然と共に生きるとはどういうことなのか、自ら体験してきました!

遭難しかける

私が向かった場所は京都府南丹市美山町芦生。
美山町は広いので、場所によってかなり風景が違います。芦生は豪雪地帯で毎年多い時では2mもの雪が積もるそうです。しかし、今年・2016年は例年に比べて雪が少なく、雪かきをしなくてよいと地元の方は喜んでいるそう。
初めての地、芦生へ思いを馳せます。
しかし…珍しく今年は雪が降っていないと聞いていたのに、熱烈にウェルカムスノーの洗礼を受けました。本当に遭難するかと思いました。
スタートの八木駅から芦生まで車で1時間半ほどかかるのですが、その間信号は2つしかありませんでした。
恐るべし田舎。これなら都会の喧騒を忘れて思いっきり遊べそうです!

そりすべりできます

見渡す限り、雪、雪、そして雪!!もはや雪しかありません。
つまりそれは、雪合戦、雪だるま、かまくら・・・雪系の遊びはなんでもできます、ということを意味します。今回はそりすべりに挑戦!
芦生の人が口を揃えて言うのが、「小さい頃は、父親にそりをつくってもらった」ということです!そりを作るということが冬の仕事なのですね。東京では、そりを買って滑って終わり、次何しよう、となるのですが、芦生では、材料を調達して、竹を割って、こだわってこだわってそりをつくり、やっと遊ぶ。そりを作るところから楽しむということが、憧れし田舎の生活です。

昔の小学校には◯◯があった!

そりすべりに満足したところで本題の木工作家・鈴木さんに会いに行きます。

鈴木さんのやっている「芦生木工」は、1986年に廃校になった小学校の校舎を使っています。ところどころに学校の名残があり、なんだか懐かしくなります。

階段を登ると、見慣れない小さな扉が。
実はこれ、「お仕置き部屋」なんです。
昔の小学校には、悪いことをしたら入れられるお仕置き部屋なるものがあったんですね。
さすがに扉を開けるのは怖かったので、スルーしようと思った時の出来事でした。

「開けてもいいですか?」

と、地域おこし協力隊の前田さん。
勇者です。
その勇気ある言動に驚きつつ、「いいですよ」と芦生木工の鈴木さん。
ついに、開かれざる扉が・・・・!

開いてしまいました…。
あまり直視できなかったのですが、こんな怖いところに閉じ込められるなんて、悪いことはできませんね!
歴史を感じられる発見も楽しみのひとつです。

もののけ姫を聞いて心が洗われる

芦生木工では、机や椅子などの家具から食器まで、すべて木で作っています。
表面の触り心地はさらさらしていて、木によって香りも違い、まさにこの世にひとつしかない逸品です。

完成品に見とれていると、鈴木さんが面白いものを持ってきてくれました!
「コカリナ」という木でできた小さな楽器です。
芦生の小学生はコカリナを首からぶら下げているそうなんですが、「いいの持ってるね~」と褒めると吹いてくれるそうです。小学生にも会いたかったなぁ。

鈴木さんが吹いてくれた曲は「もののけ姫」。
コカリナはフルートのように高温で透き通っていてとても綺麗な音色をしています。
外は一面真っ白な雪景色。自然の中の静かな空間に、コカリナの音色が響き渡ります。
大自然の中で聞くもののけ姫に、心が洗われます。

山にはエビフライが落ちている

リスが松ぼっくりなどの食料を食べた残り粕がよく山中に落ちているのですが、その姿形から通称エビフライと呼ばれています。
そうなんです。山にはエビフライが落ちているんです!
写真は鈴木さんの私物のエビフライ。芦生の山で見つけたそうです。
山に登るのも、こういった楽しみもあるのですね!

自然の暮らしの中での「遊び」を通して、都会にはない「楽しみ」を見つけました!
自然の中の芦生では、お金を使わなくても、楽しい遊びがたくさんありました!
冬以外も芦生には魅力がたくさんあるんだよ、と鈴木さん。
すっかり芦生の魅力にはまってしまいました。
第二の故郷ができたことに、嬉しさが極まる中山でした。

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中山真維

中山真維

学生ライター

神奈川県平塚市出身 / 学生団体FarwdPROJECT / ピアノとフルートとドラムという異色の経歴をもってます / 自然大好き / 動物大好き