京の秘境・雪深い芦生を輝かせる仕掛け人に出会う旅

茅葺の里として有名な京都府は南丹市美山町。雪深い芦生の地域で自然と共存する方々の生活を掘り下げるべくまち冒険をしてきました!芦生で絶品のお蕎麦をいただける”ちしゃの木庵”を営む下村さんに密着し、蕎麦を育てながらウドや畑わさびの栽培に取り組むなど、日々新たな挑戦をつづける暮らしを知りました。芦生の美しくかつ厳しい自然の中アクティブに活動する方々の魅力に迫ってみませんか?

奥京都の旅スタート!!

美山の芦生地域は京都府の中でも東の端に位置しており、しばしば「奥京都」と呼ばれています。昔話に出てくるような古民家と大自然がつくる雪景色は、この地域ならではの絶景!感動間違いなしです!
雪深いこの地域でどんな方との出会いがあるのかな。さっそく奥京都を冒険してみましょう!

ネイチャーガイドに学ぶ大自然!

芦生は大自然無くしては語れません!ということで、「山の家」のネイチャーガイド・鈴木さんと共に大自然を見て、聞いて、触って満喫してきました!
写真の後ろに見える小さな神社では毎年4月に芦生伝統の「わさび祭り」が行なわれるそうです。芦生には、山の神様との約束で、11月開始の猟期を無事に乗り越え、獲物を獲らせてもらう代わりに、嗜好品であるワサビを絶つという習慣があります。猟期が終わる4月に、神様への感謝とともにワサビを食べるというのがこの「わさび祭り」なのです。
バードウォッチングをしながら芦生の樹木のレクチャーをうけ、さらに伝統的な行事のことも知れるとは…大満足の散策になりました!みなさんもネイチャーガイドの方と共に芦生に根付く自然と歴史を体感してみてはいかがでしょうか!

「芦生山の家」に泊まれます!

自然の散策で冷えきった体を温めてくれたのは「芦生山の家」。使用している椅子や机は芦生の木工所で制作されたもので、木材の温かみを目で見て肌で感じることができます!
夜ご飯は地鶏をつかったすき焼き!弾力のある食感、脂身が少なくお肉の味がしっかりしていて、普段食べているものとは全然違いました!絶品!
そして、芦生を魅力的に輝かせる「キーマン」たちと交流できたことが何よりの幸せでした。
養蜂に挑戦する方、フキやキノコで漬物を生産販売する方、廃校になった小学校で木材を加工しコカリナという笛や家具作りをする方…
山の家のご主人、今井さんからは食材に使われている芦生の野菜やそれを育てる地元の方の暮らしについて教えていただきました。芦生の方々の作品、食材、知恵が集結した山の家は私にとって「ふるさと」になりました!年間1000人以上の宿泊者のうち、おおよそ6割の方がリピーターになるのも納得ですっ。

ちしゃのき庵へおいでやす!

下村さん夫妻が営む「ちしゃの木庵」に潜入!!店内はとても落ち着いた雰囲気でいろりや暖かい薪ストーブが私たちを迎えてくれます。今回は季節的に叶いませんでしたが、収穫期には下村さんが自ら栽培したお蕎麦をいただくことができます!普段の生活では、原材料から全て手作りのお蕎麦をいただける機会なんてめったにありません。さすが、何でも自給してしまう芦生ならではのスポット!
「ちしゃの木庵」は「京都のカフェ100選」に選ばれるなど、地元の方々だけでなく他の地域の方々からも愛されるお店。友達や家族と行ったら何時間も居たくなるような空間でした!笑顔が魅力的でユーモア溢れる下村さんが淹れるコーヒーで体を温めましょう〜

芦生のキーマンみーつけた!!

この冒険を通してたくさんの方々と出会えたことが私の一番の喜びです!
その中でも「ちしゃの木庵」を営む下村さんはとても活動的でたくさんの刺激をいただきました。先ほども話したように、お店で提供するためのお蕎麦を育てているだけではありません!畑ワサビの栽培や、新たな挑戦としてウドの栽培もされています!
さらに、お店に自らウッドデッキをつくり景観を楽しめるよう工夫。
さらにさらに、地元の空き家の問題を解決すべく活動もされています。まさに芦生は下村さんにとって「大人の遊び場」。雪深い芦生という地域でアクティブに生活する下村さんはとても輝いて見えました!
冒険で見つけたのは自然の豊かさや地域産業だけではありません。その地で暮らす方々の生活や思いに触れることこそ最大の発見です。みなさんも芦生の「人」に出会ってみませんか!!

ギャラリー








堀内優花

堀内優花

学生ライター

おおざっぱ / 旅と農業大好き / ズッキーニ / 新幹線通学 / 田畑と森と海でつながる学生団体〜いろり〜
堀内優花

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