160311g_eye_re
intern-miyazu-content

働くことは、哲学と道理に従うこと

宮津の主な生産物といえば、梨、牡蠣、カニといったところ。
そんなワイン未開拓の土地でワインづくりを始めたチャレンジャー・山崎浩考さんにお話を伺いました!

ワイナリー見学

天橋立ワイナリーでは赤ワイン、白ワイン、ロゼの3種類を製造しています。
赤と白の色合いの違いはぶどう品種の違いによるもの。一方、赤ワインとロゼの違いはぶどうの皮が含まれているか否かなのです。赤と白と同じく、品種の違いによるものだと思っていた私には驚きでした。
また、それぞれのワインの製造工程は異なり、最後は1、2年、樽熟成で木の香りをつけ、色を落ち着かせた後、瓶の中でじっくり熟成させます。

農園見学

私たちが訪れたのは2月、この時期の畑は少し寂しげな雰囲気でした。しかし日本海がすぐそばに広がっておりとても開放的で珍しい光景です。
近海の環境問題で牡蠣殻が海岸に大量に打ち上がってしまう現象があるのですが、天橋立ワイナリーでは、その牡蠣殻をミネラル補給や水はけのために有効活用しています。
内海の気候は驚くほどに雨が少なく、乾地を好むぶどうにはもってこいの土地なのです。更に天橋立の土地の可能性に期待して、土壌開発や品種の選抜の研究に勤しんでいらっしゃいました。

オーナー・山崎さんとワインの出会い

山崎さんとワインの出会いは学生の時にアメリカ・カリフォルニア州でありました。
山崎さんはそこで飲んだ赤ワインに魅了されると共に、日本では、ワインが未知の存在であることに気づきビジネスの可能性を感じました。
しかし、なぜワイナリーを天橋立で興すに至ったのでしょう?これは山崎さんが人との出会いを大切にしてきたからこそ辿り着いたことでもあります。

山崎さんにとっての天橋立

ワイナリーレストランからの景色

天橋立というワイン未開拓の土地でワイナリーを始めるのはかなり挑戦的なことです。
それは、山崎さんの宮津に対する愛と、宮津で成功する絶対的自信があったからです。それは宮津の優れた土地にも言えますし、アメリカで学んだ「勝ちは未来にある」という信念のもと、過去の実績などに依存せず未来に期待する考えを持っていたことにも言えるかもしれません。

働くということ

山崎さんにとって働くとは、哲学と道理に従うこと。
この基軸に従って、社会のために善だと思ったことを選択してきたそうです。私も、これからの人生で進むべき道を選択する必要が出てきますが、その時にも善悪をしっかりと見極めることが大切になってきそうです。
これから先、自分が働くことを考えた時にこれまでとこれからの人との繋がりを大切にし、善悪の見極めをしっかりとすることで、社会や自分にとって本当に必要なことを仕事にすることができるのではないかと思いました。

関連特集

小路紗彩

小路紗彩

学生ライター

関西学院大学 商学部2年