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プロローグ:早稲田商店会に飛び込もう!

あけましておめでとうございます!「まち冒険」の案内人、澤です。

ところでみなさん、地域の宝物を見つけに行く「まち冒険」は都会でも地方でも、誰でもどこでもできるって知ってましたか?
……と言ったものの、それを実感してもらうためには、どうしたらいいのか…

そこでまずは、「まち冒険プロジェクト」で、「地域資源」を探し求めに行く仲間を集めよう!と決め、周りの若者たちに呼びかけてみました。

そしたら、サクっと集まってくれたのが、この3人。

左から、藤原佳奈ちゃん、湯浅真優子ちゃん、宇都宮康くん。
みんな、人と接するのが好きな大学生で「まちに飛び込む」ことに興味津々。
これから大学生ライターとして頑張ってくれる予定です。

ちなみにこの仲間に加わってくれる大学生ライターを随時募集しているのですが、詳細は後日ご紹介します。3人だけじゃ足りないから意外と切実です。続報お楽しみに。

そうだ!早稲田商店会に行こう

記念すべき大学生ライターによる取材第1弾。
その場所をどこにしようかと職場近くの商店街を歩く澤。
おやおや、そういえばこのまちのこと、何も知らないではないか。

そのまちとは言わずと知れた「早稲田大学」のお膝元、東京メトロ東西線「早稲田駅」と都電荒川線「早稲田駅」の周辺。
まちに飛び込む、関わろうとすることを推奨する我が身として、身近なまちのことを知らなくてどうする。ということで、今回は早稲田大学周辺の商店街の1つ「早稲田商店会」を取材します。
あっ、近いからお手軽ってことで決めたんじゃね?とかそういう話ではありません。断じて。

早速、早稲田商店会で中心的な役割を担っている「こだわり商店」店主・安井浩和さん、そして油そば専門店として名を馳せる「武蔵野アブラ学会」早稲田店店主・角幡陽平さんにまずはお会いしてみよう!ということに。

日本一?!大学生が関わるまち

こんばんは〜!
ある日の夜、「こだわり商店」を訪ねると配達を終えたばかりの安井さんが。
こちらは、全国から生産者の「顔が見える」農産物、加工品を集め、安井さんが太鼓判を押したもののみが揃う、まさに「こだわり」の食料品店。
2005年、栃木県茂木町のアンテナショップとしてスタートしましたが、今では全国各地から集まった本物志向のアイテムが約1200揃っています。

「これ、全部食べて確かめたんですよね?!」
「そうそう。だからウエストがこんなになっちゃって…」とお茶目に答える安井さん。

安井浩和さん

「こだわり商店」が位置する「大隈通り商店街」は、早稲田大学近辺の7つの商店会が集まった「早稲田大学周辺商店連合会」の一員。
毎年、商店街主催で様々なイベントが開催されますが、そのすべてに早稲田大学の学生が関わっています。中でも、毎年9月に大学構内で行われる「地球感謝祭」には総勢200人の学生が関わり、3万人もの人が来場する大規模なイベント。
安井さんが「ここの商店会は早稲田生がいなければ成り立たない!こんなまちはどこ探してもないよ」と語るくらい、学生とのつながりがとっても深いまちなのです。

おっと。案内人のくせにちょっと書きすぎたかしら。早稲田商店会やこだわり商店のストーリーについては、次回の湯浅真優子ちゃんの記事にご期待ください!

ところで…何かやらせてください!!

そんなに学生が関わっているならば、私たちもここを舞台に何かやらせてもらえるのではないか…?!
まちにつながり、素敵な「体験」を通して新たな「発見」をすることがコンセプトの「まち冒険プロジェクト」としては、ただの取材では満足できないわけです。

「ところで…私たちも何かやらせてもらえませんか?!」

「うーん、何かの手伝いといっても年内のイベントは終わってしまったし…」

やはり、年末のこの時期にいきなり訪ねていきなり何かやらせろは失礼な話だよな…
だがしかし、体験レポートのアップ予定日だけは決まっている!どうしよう…
(冒頭で切実と言った理由はここにあり)

ここで武蔵野アブラ学会の店主・角幡さんも登場。
「油そばは健康食ですから」と伏し目がちに語る彼。

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※右が角幡さん。

安井さん:「この子たちが商店街でできること何かないかな」
私たち:「なんでもやります!!」
……
安井さん:「あっ、そういえば1月7日にグッドモーニングカフェで餅つき大会があるよ。この日は早稲田生が参加できないから、ちょうどいいんじゃないかな!」
角幡さん:「いいね!はっぴを着て手伝ってもらいましょう」

グッドモーニングカフェとは東京に8つの店舗を持つカフェレストラン。
2015年9月、早稲田大学の誘致で「早稲田店」が大学裏に誕生しました。

おー!よかった!これでなんとかなるぞ!
しかし…

「もう1つくらい何か、やらせてもらえることはありませんか…?」

私たちのわがままにお2人が答えてくださいました。
「最近、商店会として積極的にまちの安心・安全や防犯に取り組もうという話になっているんだよね。そのキャンペーンとして、振り込め詐欺防止のティッシュを配るなんてどうかな。商店会のイメージアップにもつながるからぜひやりましょう!」

「ありがとうございます!!」

ついに私たちのために新企画までひねりだしてくださいました。
こんなにありがたいティッシュ配りが、未だかつてあったことだろうか。
年末年始に特に注意が必要という振り込め詐欺。このまちの人たちの安全を守ろうではないか!ということで私たちが立ち上がったキャンペーンの様子は1月19日、藤原佳奈ちゃんの記事を楽しみにしていてください。

早稲田こだわり商店とこれからの商店会

ふう、これで安心して取材を続けられるぞ。

この後もお2人に商店街やお店への思い、今後の展望などをお聞きしました。
「商店会は商いの団体。自分たちで収益を回せる仕組みをつくるためにもっとできることがある!」そう意気込むお2人、今後に向けて色々と計画を進めていることがあるみたいです。楽しみ。

おっと、また書きすぎてしまった。
詳しくは次回の記事にご期待いただきたいのですが、最後にこれだけは書かせてください。
「こだわり商店」名物の1つに、地方からの修学旅行生による販売体験受け入れがあります。これが始まったのは、数年前、青森の中学校の先生がりんごをたくさん持ってきてしまったことがきっかけだったそう。

「そっ、それは青森のどこの中学校ですかっ!!」
大好きな青森ということで黙っちゃいられません。
聞けばりんごの名産地の1つ、黒石市の中学校。
毎年6月には外ヶ浜町(※津軽半島の端っこの町)の中学生がヒラメやホタテを売りに来るそうなんですが、これまでの販売体験史上最短・50分で8万円の売り上げを記録したんだとか!

さすがは青森!素晴らしい!!感動した!!!ちなみにヒラメは県の魚!!!!ホタテは水揚げ量全国第2位!!!!!

……だいぶ興奮したところでこちらの記事、そろそろ終了といたします。

そういえば、取材中にもお客さんが何人かいらっしゃいました。
「いつものありますよ」と声をかける安井さん、お一人お一人の「いつもの」を覚えてらっしゃるんです。
今じゃクリック1つで何でも買える時代。ところが安井さんのお店には、1つ1つの商品のストーリーにも、お客さんとのやりとりにも心あたたまるエッセンスがいっぱい詰まっていました。

早稲田商店会シリーズ、お楽しみに!

と、いうことで来週・1月12日より、全3回「早稲田商店会」シリーズが開始します!
まさにこのプロジェクトが目指す、自分たちが飛び込んでまちの人と一緒に作り上げた「まち冒険」の様子が、大学生3人のそれぞれの視点から楽しめますよ。
どうぞお楽しみに!

澤千絵

澤千絵

まち冒険プロジェクトスタッフ / Bono Inc. 新人ライター

東京都三鷹市生まれ。中学生の頃に地元町内会の新聞記者を始めたことから、地域づくりに関心をもつ。大学では主に地域社会学・都市社会学を学び、地方移住(UIJターン)の調査や地方でのフィールドワーク、質的調査(インタビューなど)を行ってきた。趣味は大好きな青森について探求すること、楽器演奏、大学時代の研究の続き。みなさん、いろいろ教えてください!
澤千絵

澤千絵

まち冒険プロジェクトスタッフ / Bono Inc. 新人ライター

東京都三鷹市生まれ。中学生の頃に地元町内会の新聞記者を始めたことから、地域づくりに関心をもつ。大学では主に地域社会学・都市社会学を学び、地方移住(UIJターン)の調査や地方でのフィールドワーク、質的調査(インタビューなど)を行ってきた。趣味は大好きな青森について探求すること、楽器演奏、大学時代の研究の続き。みなさん、いろいろ教えてください!