見つけた、輝いている人が集まる町

HOA(北海道アウトドアアドベンチャーズ)

ちょっぴり変わったラフティング会社

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私が、日高町で体験させて頂いたのは、HOA(北海道アウトドアアドベンチャーズ)でのお伝いとラフティングである。
HOAは驚くべきことに、経営している社長さんはオーストラリア人で奥さんが日本人である。
さらに、そこで働いているスタッフさんは日本人4人、ネパール人8人の計12人である。日本人よりもネパール人の が多いのである。また、今回話を聞いた全員の方が日高町ではないところ出身であった。

HOA の仕事はラフティングを始め、シーズンスポーツのガイドであるために 10月いっぱいで、日高町での活動をやめる。
そして、オフシーズンは海外でラフティングの仕事に勤める人もいれば、違うところに働きに行く人もいる。
このようなガイドの仕事の中でも、人との繋がりを感じることができた。
それはどのようなことかというと、日高町のスタッフさんは、ラフティングの活動だけではなく、ご近所の仕事のお 伝いを積極的にしているのである。自然と深い関係を築き上げていた。

好きなことを求めて

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私がHOAでお手伝いをし、話を聞いた中で印象に残ったのは、大阪出身のただしさんの言葉である。

「2ヶ先のことはわからない」

季節労働者であるために、オフシーズンの予定は自ら考えなければならない。
また、収入も一定ではない。
どこに行って稼ぐか。
自分のやりたいことは何なのか。
先のことなんて不安定で、悩みごとの連続。

しかし、
「それが刺激であって楽しい」

このような話を聞いたときは、衝撃であった。
私は今までスーツを着て、満員電車の中疲れたような顔をしている人をずっと見てきた。
また、私の友人は現在公務員になりたくないが、親の意向で無理やり公務員のダブルスクールに通わされている。

でも、それらは生きていくためにはしょうがないこと、家族を養うには厳しい中でもやっていかなければならないものだと思っていた。
それが当たり前であると、今まで見てきたのが全てだと思っていた。

だからこそ、衝撃的で新鮮だったのだ。
HOA のスッタフさんである、ネパールから来たゴパールも
「今の仕事はとても楽しい」
と、目を輝かせて言っていた。

これまでの働くという概念を覆された気がした。
働くということを改めて考え直すチャンスを与えてくださったような1日だった。

この先もずっと

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HOAのスタッフさんのこれからについて、じっくりと聞くことはできなかった。
しかし、話を聞いたほとんどの人が今後もやりたいこと、好きなこと、やりがいのあること、刺激をこれからも追求し続けていくのだろう。
それがどこであろうとどこまでも行ってしまうのではないかと思うほどに、仕事に対し楽しみつつも、本気で取り組んでいるように思えた。

ところで、今まで日本から海外まで各地を転々とし、巡り巡った方が多かったが、なぜ日高町なのか。なぜ移住したのか。

いろんな方に問うと、
住みやすい、
自然がある、
やりたい職業のため、
小さなコミュニティーが好き

など、さまざまな返事が戻ってきた。
きっと、言葉ではこのように表現しているのだろうけれど、本当は言葉では表現できないようなものが まだまだ 町にはあるのではないか。
それを自ら見つけられた、スタッフさんはすごいと思った。
同時に私も将来、自ら、働くことも、住む場所も、周りの人も自由に見つけていきたいと思う。

私の知らない世界がまだまだある。
だから、これからは、東京に暮らすだけでは見えてこないものを、ゆっくりとたくさん見つけていきたい。

齋藤 春奈

齋藤 春奈

早稲田大学人間科学部2年

日高町、HOAの方ありがとうございました!
齋藤 春奈

齋藤 春奈

早稲田大学人間科学部2年

日高町、HOAの方ありがとうございました!