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まるでスイスのような大自然!北海道日高町で夢のハイジのような生活を体験してきた!

今回は、北海道日高町のアラビアンホースプランテーションで、アラブ馬と暮らす井上久恵さんのもとを訪れました。
何事にも前向きでパワフルな久恵さん。
アラブ馬が大好きだという久恵さんの馬への気持ちが溢れている馬小屋では、やさしい時間が流れているように感じました。

日高町は日本のスイス

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天はきれいな青。地は生き生きとした緑。
まるで太陽に近づけたかのような丘の上で、のんびりと過ごす馬たち。
ここは日本か?と疑ってしまうような大自然が広がっていました。
そして、ここ日高こそ私の理想郷だと思ったのです。

というのも、私は「アルプスの少女ハイジ」のような生活がしたい!」と思っているのです。

寝言は寝てから言えと思っている多勢の方へ。
中山は結構本気で考えています。
都会で生活をしていると、その便利さ故に忘れていまいそうになるのですが、私はハイジのような生活こそ幸せな生き方だと思います。
アルプスの少女ハイジの話は、便利でなんでもモノはあるのに都会は窮屈だと感じているクララと、不便だし何もないけどアルプスの山々に囲まれてのびのびと暮らしているハイジの対比になっています。

最も有名な「クララが立った」シーンがありますが、アルプスに行っただけであんな急に立てるようになるものでしょうか。
病は気からとはよくいうもので、私はクララにとっての理想郷はアルプスだったというだけだと思います。
そしてそれは都会で暮らす私にもあてはまり、そう感じることができたのが日高町でした。

あまりにも日高の山々が理想的な所だったので、思わず、「井上さん!ここに小屋建てて住んでもいいですか?!」と聞いてしまったのですが、二つ返事で「どうぞどうぞ建ててください」と答えてくれました。将来の家が決まりました。

幸せなのは人間だけではありません。
馬たちも同様に、幸せそうでした。
それもそのはず、馬にとってここ日高はこの上ない環境だからです。

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朝5時半、馬小屋から馬を山へ放ちます。
日高でも朝は馬が通勤ラッシュ状態。

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その後馬小屋をきれいに掃除し、それが終わると残りの馬を連れて山へ散歩に行きます。

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そこで私が見たものは各々自由に過ごす馬たちでした。

一言で表すなら「のどか」

井上さんの元には、都会から馬を購入しにくる人もいるそうですが、日高でこれほどまで自由で幸せそうな馬たちを見てしまうと、都会ではこんな暮らしはさせられないからと馬の幸せを考えて、購入を辞めてしまう人もいるそうです。
馬というとサラブレッドのイメージが強く、少し気性が荒く怖いイメージもあったのですが、アラブ馬は比較的優しいと井上さんはいいます。
井上さんに飼われている馬は皆、人懐っこく、優しい馬ばかりでした。
もちろん、アラブ馬の元々の性格もあると思いますが、こんなにのどかな場所で井上さんご夫婦の愛を存分に受け、のびのびと育てば、心優しい馬が育つのも納得でした。

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話を聞くと、久恵さんは元々馬好きでも馬を飼いたいとも思ってなかったそうなのです。

ご主人の潔さんが元々馬を飼われていて、ご結婚されてから久恵さんも馬のお世話をするようになったのだといいます。
ご主人とはよく喧嘩をするという久恵さん。
でも、「もう好きとか嫌いとかじゃなくて、馬という共通の目的があるから一緒に向かうことができる」のだそうです。

喧嘩した際、ご主人に「俺と馬どっちが大事なんだ!」と聞かれたとき、久恵さんは迷わず「馬に決まってるでしょーー!」と返したそうです。

普通のカップルなら「私と仕事どっちが大事なの?」という質問に「仕事」と答えることは完全にタブーですが、井上さんご夫妻の場合は、二人が同じ方向を向いて大事にすべきものが共通であるからこそ、成り立つのだと思います。そんな関係が素敵だと思いました。

今回まち冒険で日高町の方々と交流をして、「幸せな生き方」について考えました。

久恵さんが一念発起し、馬の世話をし始めたのも久恵さんの中で「人生1回きりなんだから楽しく生きたい」という思いがあることが大きいと思います。

今まであまり意識したことはなかったけど、今回のまち冒険に参加したことで、「あ、そっか。人生って1回しかないのか」と考える機会になり、それがきっかけで時間を大事にしたいという思いが強くなりました。

「幸せな生き方」は人それぞれだと思うけど、私の中で生きるとは感謝し感謝されることだという結論に達しました。
そして感謝される人間になるためには、自分が生涯をかけてできることはなんだろうと考えるようになりました。
答えがでるのにはまだ時間がかかりそうですが、日高町に訪れたことは間違いなく私の人生のターニングポイントとなりました。

中山 真維

中山 真維

立教大学/法学部/4年

来年度からは人材紹介会社で働くを扱う仕事をします。 働くってなんでしょう。