tokunaga4

温泉が育む地域コミュニティ

こんにちは。まち冒険初参加のたつみです。

鳥取県と兵庫県の県境にある岩美町に行ってきました。

美しい海と1200年の歴史を誇る山陰地方最古の温泉がある岩美町。その岩美町にある岩井温泉は、地域のコミュニティを育んでいるというのです。

大学で、空間と人の関わりについて学んでいる僕にとって、将来必ずこの旅が意味のあるものになると考え参加しました。

巽1

岩美町の方々は、子供のころから岩井温泉利用しており、地域の方々と温泉を通してコミュニケーションを取り横のつながりだけでなく、縦のつながりも育まれたそうです。

実際に、入浴してみると、「ズドンと心に届く湯の熱さ」が伝わってきます。

それは、普通の温泉と違いシンプルに浴槽のみという造りだからこそ伝わってくるものであると感じました。

温泉枯渇の危機

巽2

1200年以上の歴史のある岩井温泉ですが、過去に一度温泉枯渇の危機があったそうです。

枯渇問題について各温泉の方々が話し合い、各温泉が源泉を組み上げていたものを一つにすることになったのです。

さらに、岩井温泉を大切にしたいという一つの思いが共有され、源泉を1日に組み上げる量を調節するまで行っているそうです。

1200年という歴史の重圧

巽3

未来へ温泉を繋いでいくこと、それが現在の課題!

温泉の良さを伝えるべく、菖蒲湯・柚子湯といった季節湯というイベントをしている。

また、岩井温泉のある地域だけでなく、岩美町の沿岸部、山間部の人たちとの連携も試行錯誤をしているとのこと。僕は温泉というコミュニケーションツールとしてのポテンシャルの高さを強く感じました。
そして、岩美温泉区と沿岸部、山間部にすむ岩美町民全体で旅プランを作ってみてはと提案してみました。

岩美温泉組合の方々から、もっと良さをつたえる方法は無いかと考える一方で、一過性のイベントには頼りたくないという思いもあるとも語ってくれました。

この時、僕には1200年という歴史性という視点が抜けていることに気づかされました。

まちへの恩返しがしたい!

巽4

最後に、岩井温泉組合の方々から、まちへの恩返しをしたいという強い思いを伺いました。

僕は東京で地元への恩返しはできているのかなと考えさせられる一言でした。

地元や親が施してくれた数々の幼いころの「思い出」

そして、「働くなら東京でしょ」と思っていましたが、自分を育ててくれた地元への恩返しという視点にふれ視野が広がりました。

岩井温泉組合の方々から、地域のコミュニティだけでなく、生き方まで深く学ぶことができました。

東京では、岩美町の経験を活かしたイベントを開きたい!

また、地元の魅力に気づくことが人生の選択肢を広げるキッカケになればと思います。

巽大樹

巽大樹

東京農業大学地域環境科学部

人が笑顔になる空間が作りが好きです。