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やりたいことに常にフルスイング!昭和民宿 龍神荘 間淵武志さんの自由な生き方

間淵武志さんの岩美町での生き方


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岩美町は大羽尾の海岸沿いにある民宿「昭和民宿 龍神荘」。そこをたった一人で経営しているのが間淵武志さんである。

もともとはこの龍神荘は、別な方が経営していたのだが、その方が身を引いてからは間淵さんが受け継ぐことになったのである。

間淵さんは岩美町の地域おこし協力隊の民宿再生を担当している。古き良き時代の昭和を感じられる民宿にしたい。そんな思いからこの名前が付けられたのは、間淵さんが龍神荘を受け継いだあとからである。

民宿を経営する傍ら、漁師として海に潜りサザエやカキなどを捕って生計を立てているという。実は間淵さんはダイビングのインストラクターの資格を持っていることもあり、潜ることははじめから得意であった。

自分で捕った貝などを宿泊客に自分で調理してふるまうのだが、これがまたたまらなく美味である。

民宿の仕事で一番楽しいのは何かという質問に間淵さんは、
「料理やな」
と答えた。

ここにも彼が以前勤めていたレストランでの経験が活かされているのである。間淵さんは今の岩美町での暮らしに、これまで経験してきた全てが活かされているのだと語る。

間淵武志さんの人生観


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間淵さんからこれまでの経歴を聞くことができた。彼は数多くの職歴を持っている。

上記にもあるダイビングのインストラクターやレストランに加え、アパレルやケータイショップ、添乗員、灯油の販売、モズクの養殖、と幅広くチャレンジしている。

そこからは
「やりたいことはとりあえずやってみる」
という彼のこだわりが感じられる。

注目すべきはどの現場でも結果を出しているということである。そのこともあり某企業から優遇の話を受けたこともあるのだが、間淵さんはそれを断り、今の職を選んだのだという。

そんな間淵さんではあるが、やはり初めて岩美町に来たときには苦労することも多かったという。特に近隣の住人の方々から受け入れられるのは容易ではなかったそうだ。

岩美町の方々は初めて訪れた私たちにもとても親切で、非常に温かさを感じたのだが、これがそこで商売をするとなるとそうもいかない。しかし今となっては住民の方々とは完全に打ち解けている。

どのようにしたらそう上手くいくのかと尋ねると彼は、

「しつこくいくことと、図々しくいくことやな」
と答えた。

なるほどと思う。この間淵さんの「前のめり」とでも言うような考え方は、今の都心では中々見られないものであり新鮮であった。

間淵武志さんがこれから目指していくもの


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間淵さんにこれからの目標を聞いてみた。

その答えは
「民宿と漁師だけで生活ができるようになること」
だそうだ。

彼は地域おこし協力隊であるうちは給料があるのだが、その期間が終わってしまえばそれも無くなってしまう。

岩美町では多くの民宿が無くなってしまい、今でも廃業を考えているところが少なくないそうだ。その厳しい環境のなかでなぜやり続けられるのかと尋ねると「やりたいことやから」という。

彼からすると大変なこともあるけれど、それがやりたいことだから苦痛には感じないのだそう。

間淵さんを見ているとまるで大変さなど感じないから不思議である。それだけ彼が民宿で働く姿は楽しそうで、キラキラ輝いていた。

末永 新

末永 新

埼玉大学工学部3年

自分が岩美町に行ってみて感じたのは人を大切にしているということです。海も山も温泉も魅力的だったのだが、その最たる魅力はそこにいる「人」でした。ぜひいろんな方々に岩美町に訪れてみてほしいと思います。今回、ご協力頂いたすべての方々に感謝申し上げます。
末永 新

末永 新

埼玉大学工学部3年

自分が岩美町に行ってみて感じたのは人を大切にしているということです。海も山も温泉も魅力的だったのだが、その最たる魅力はそこにいる「人」でした。ぜひいろんな方々に岩美町に訪れてみてほしいと思います。今回、ご協力頂いたすべての方々に感謝申し上げます。