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まちを想う5人の高校生

“Uターン仲間”を探しに」


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初めまして。東京農業大学農学部4年の桐本瑛生(きりもとえいき)です。

先日の7月7日〜9日の3日間「まち冒険 in 岩美町」に参加してきました。

僕にとっては初めての鳥取県。最近、地域活性化活動の盛んな山陰地方でのプロジェクトということで、前々からとても楽しみにしていました。

今回僕の立てた目標は、岩美町の

「Uターン者、またはUターンを考えている方と繋がり、仲間になること」

石川県輪島市というまちに生まれた僕は、将来地元に戻ることを考えており、同じような選択をする(している)人がどんな心境で、どういうことをしているのかを知りたい、また将来はお互いを支え合える存在になりたい、そんな思いがありました。

まちの高校生との出会い


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市街地を歩き、まちの事業者や住民の方々にお話を聞く中で驚いたのは、意外とUターン者が多かったことです。

「家業を引き継ぎのために戻ってきた。」
「岩美町が好きだったから帰ってきた。」
など、

Uターンをしたきっかけや背景は様々でしたが、共通して今の生活が充実しているようでした。

その中で特に印象的だったのは、岩美高校の生徒との対話でした。まち冒険の事前のミーティングで、

「自分たちと歳の近い高校生が今どういうことを考えているのか知りたい。そして、何か自分たちからも伝えられることはないか。」

そんな僕たちの声を拾っていただき、実現した貴重な機会。

岩美高校に訪問し、少し緊張感もありましたが、ざっくばらんにお話することができました。僕たちを出迎えてくれたのは高校2年生2人、3年生3人の計5人の男子生徒。

今熱中していること、普段よく行くところ、岩美町の魅力など、様々な質問で盛り上がる中、

「将来どういうことがしたい?」

という問に対する答えに感動しました。

「将来は岩美町役場に勤めてまちに貢献したい」
「介護福祉士として、まちの住民を支えたい」

町外に進学を考えている生徒もいましたが、5人全員が将来は岩美町に戻り、地元に貢献したいという想いを持っていました。

これからの自分、これからの岩美町


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高校生とお話をして、正直ちょっと羨ましい気持ちになりました。

僕の地元では、一度地元を離れるとそのまま戻らない人が多く、同級生も戻ってこない人がほとんどです。

将来一緒に地元を盛り上げようとしている仲間がいることは、本当に素敵なことだと思います。

雄大な自然や美味しい食べ物、あたたかい人々で溢れる岩美町を、彼らのような熱い想いをもつ若い世代が引き継ぎ、盛り上げていく姿が想像できました。また対話を通して、僕自身「もっと近くに目を向けてみよう」と思いました。

地元の同級生が今何をしていて、将来どうするつもりなのか。もしかすると、外に出てみて心境が変わっている人もいるかもしれません。

以前、仲の良かった友達のほとんどが地元に戻る予定がないと聞いて半分諦めていましたが、今一度声をかけ、彼らに負けない“チーム作り”をしていけたらなと思います。

今回のまち冒険を通して、僕は多くの“仲間”と出会えました。舞台は違いますが、同じ志を持つ者同士協力し合えば、必ず生きてくることがあると思います。

地元好きを都道府県や市区町村単位で区切るのではなく、横に繋いで協力関係を創っていくこと、そんな活動をこれからも続けていきたいと思います。

まち冒険の関係者の皆さま、及びプロジェクトにご協力いただいた岩美町の皆さま、本当にありがとうございました。また伺います!

桐本瑛生

桐本瑛生

東京農業大学農学部4年

自然と魚とお酒が好きです。