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美馬市に行って出会った魅力

こんにちは。琴の波(kotono-ha)の大津聖士です。

琴の波は、昨年末に発足し、「地域の魅力を通じ、楽しみ合う。」をキーワードに活動しています。
私は、これまで琴の波の活動で美馬市を二回訪れ、様々な魅力に触れてきました。

美馬市の魅力とは、一言で表すと“人”です。

今回、7月30日~8月1日の期間、三回目になる徳島県美馬市を訪れ、まち冒険をしてきました。
美馬市には、面白いことをしている人がたくさんいて、その人たちに触れることで“人の魅力が美馬市の魅力である”と改めて認識しました。

今回、まち冒険として改めて美馬市に赴き、美馬市の魅力(人)をより深く知り、共につくるモノ・コトを探してきました。

以下、私が美馬市に赴き、出会った魅力(人)を紹介します。

“自然との共存を継承したい。”

小泉さん

小泉さん

(小泉さんは一番左の方です。)

美馬市の市街から車で20分の山奥の渕名地区にお住いの小泉さんに直接お話を伺ってきました。

小泉さんは、美馬市議会の議員を四期十六年務められた方です。
現在、渕名地区を世界農業遺産に登録してもらうため活動をされています。

そんな渕名地区に直接訪れた感想を一言でいうと、“空の楽園”。

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山の上の集落であり、市街から離れた場所にあることによって、昔ながらの暮らしがいまだ続いています。

昔ながらの暮らしをすることによって自然環境との共存が成り立っています。

自然環境との共存とは、
住民ができる範囲は自分たちで作ったもの(野菜、動物、湧水)をいただくことで無駄なエネルギーを使わないことです。

自然動物の制御や大きくいえば、異常気象の抑止にもつながる暮らし方です。

しかし、現在渕名地区には大きな課題があります。

それは高齢化です。
若者がいなくなりおじいさんおばあさんだけが自然と共存する文化を継承しています。

「それまで自然環境を制御できていたはずが、人口の減少で人間の手に負えなくなってくるのではないか。」と小泉さんはおっしゃっていました。
特にそれらの影響は市街地に出てくることになります。
具体的には、自然動物が山から市街地に行くようになってしまう現象が生じているそうです。

これらを解決するためには、人が地域に入ってくれる必要であります。

そのために、世界農業遺産への登録が解決の一手となるのではないかと思います。
世界農業遺産への登録がされれば、知名度が増し、人が入ってきます。

また、渕名地区の暮らしから私たちの暮らしの根本を学ぶことができると感じました。

そこで、まず取っ掛りとして渕名地区の暮らしを体験できるようにしていきたいです。
私たちのような都内の大学に通う学生が外部から関わっていくことで暮らし体験のハードルが下がると思います。

“ど根情農園からはじまった地域の輪”

知野さん

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美馬市に着いた日の午後から、農園見学、鮎の塩焼きづくり、ピザづくりの順で体験しました。

地域の方に呼ばれ、ピザづくり体験と鮎の塩焼きで歓迎してくれました。

この写真の“ど根情農園”って看板気になりますよね?
田舎の人もあまりいないような畑に看板が立っていたんです!

この写真の右側の方が知野さんで、右が私です。

もともとサラリーマンだった知野さんは、日本各地でお仕事をされていて、退職間近になり、生まれ故郷である美馬市で農業を始めたそうです。

サラリーマンとして最後に赴任されていた岡山県から毎週末美馬市に赴き、奥さんと二人で農園をつくるのはど根情がいったそうです。

はじめは、荒地だったそうです。

そして、丸1年かけてようやく畑として機能し、ジャガイモを収穫できるようになったそうです。

大変な苦労をして農園をつくる知野さんを見かねて地域の人が指導に来てくれるようになりました。

このど根情農園を中心に地域の人との交流が生まれたんですね!

“自分らしい面白いことを”

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ただ野菜を作るだけでは面白くないとピザ窯も自作しました。
最初は、孫を寄り付かせる目的でしたが、地域の人を巻き込んでピザづくりをするようになりました。

このように、ど根情で開拓した農園が地域の人を巻き込んで輪を作っていました。

今回、私が輪に入れていただいたように、もっと外部の人を輪に入れられたらと思いました。

今後は、農園とピザづくりの体験として売り出していければと思います。

大津聖士

大津聖士

國學院大學法学部4年

三回目の美馬市にして段々と地域の人に馴染んできました(^o^)