伊那の夜桜

伊那市で感じた人のつながり

伊那の夜桜

初めまして!小関と申します。

僕にとって初めてのまち冒険の舞台は長野県の伊那市でした。写真の通り桜の綺麗な街です。

他にも町から見えるアルプスの山々や天竜川の景色は壮大なものでした。さてそんな綺麗な景色の伊那市で僕は林業を中心に様々なことを体験させていただいたのでそれを述べていこうと思います。



林業初体験!


まずみなさんは林業についてどんなイメージをお持ちでしょうか?

ちなみに今まで生きてきて全く林業と触れることのなかった僕は失礼ながら「木を切る仕事」程度にしか思っていませんでした。

しかし林業というのは想像以上に人とのつながりを求めるものでした。

木を切って荷台へ

当然林業というのは木を切って終わりではありません。

写真は見ての通り切った木を軽トラに積んでいる様子なのですが、この木は薪として各家庭に運ばれます。

しかしこの木も小さく切ってありながらやはり重たいもので、大きいものでは二人がかりででないと持てないようなものもあり、やりながら「若者のパワフルさや人手が本当に求められているんだな」と考えてしまいました。

話を聞くと、「木こりを始め林業従事者が減っていて木を切るのが追いつかない。若い人たちにもっと林業に関わってほしい」とのこと。

林業がこれだけ大変な状況にあるにも関わらず、あまりこのことは認知されていないような気がします。

若者が求められていながらそこに必要な情報が届いていないのではないか。
必要な人の交流が起きていないのではないか。そう感じました。



木は人をつなぐ


山積みになった材木

軽トラに木を積んだ後はこれを民家に運びます。

伊那市では暖房が薪ストーブという家庭も少なくなく、そういう場合は家の隣に薪を積んで置いておきます。

僕も軽トラに乗って民家で薪を下ろすという作業を手伝ったのですが、なんとここに住む方々は、それぞれの家庭がどのように薪を積んでいて、またどのように積めばよいのかというのを熟知していました。

話を聞いたところ「協力しないといけないから」とのこと。やはりこういった環境下だからこそ都会にはないような人のつながりがあるんだなと勝手に感心してしまいました。

もちろん切った木は全部が薪になるというわけではありません。我々の身の回りのあらゆるものに加工されたりもします。

例えば僕たちが見学させていただいたこうあ木工舎では切った木から家具を作っています。

ここでは全てオーダーメイドで、相手が求めるものをしっかりとわかった上で作っています。

これは林業とは違う仕事ではありますが薪と同じように木が人とのつながりを生んでいます。




半年間つながるために



大学生が集まって会議

僕がこのプロジェクトで興味を持ったのは「人と人とのつながり」について。

例えば地域の人たちが互いに深くつながっていること。
他にも、林業従事者が減っていて若者が必要とされていること。

それに対して地方に行きたい若者が林業や農業、地方に住むことについて明確なビジョンを持てていないこと。

しっかりつながっているところもあるが、つながりたいのにつながれないところもある。

そこで僕は人と人とをつなげるために何かできるはずだと考えました。以上のことから僕は人の集まれる拠点を作ることができればと思いました。

つながりたい人同士が簡単につながれる場所があれば人との交流が生まれ、地元の人々にとっても都会の若者にとっても良い刺激となって、町が活性化するのではないか、また
農業や林業を体験したことのない「やらず嫌い」な若者もこういった交流をしていく中で減っていくのではないかと思いました。

そのためのきっかけとしてまずは伊那市にキャンパスのある信州大学農学部の人と交流をしていきたいと思っています。

まずこれから、どこに拠点となる場所を作るのか、いかに信州大生とつながっていくのか考えていきたいと思います。

小関健斗

小関健斗

東京大学理科一類2年

ご当地グルメを食べまくりたい!